<伊勢の森>トレイルランニングレース デビュー戦
初のデビュー戦。
伊勢の森トレイルランニングレースは三重県のおはらい町から宇治岳道を通り、伊勢神宮の裏山で朝熊山山頂へと駆け抜ける20kmのトレイルコース。
レースの様子をどうぞ。
何か余裕な表情していますね。この後どんなレース展開になるかも知らず、、、
それにしても半袖・短パンは寒い。
スタートまで、各ランナーが思い思いの時間を過ごす。
スタート直前。皆でカウントダウン。ピストルの「パン!!」と同時に約700人が一斉に走り出す。
スタート後、おはらい街(おかげ横丁があるところ)を駆け抜ける。そこではお店の方や観光客が迎えてくれる。
2.5kmのロードを終え、いよいよ山に入る。そこから10km地点まではほぼ登り。歩いて走って自分のペースを守りながら何とか食らいつく。
5km地点に差し掛かった時、「あれ、左膝がおかしいな」
左膝の外側に違和感を感じる。
徐々に痛みが強くなる。
激痛に変わる。
その後、自分を奮い立たせ走るも、ジョギングも出来な程に、、、
そんな僕も、「完走したい」「自分に負けたくない」「山頂の景色がみたい」という思いで歩いて10km地点の朝熊山山頂を目指す。
周りのランナー、スタッフから「大丈夫?」「ファイトー」「頑張れー」「ナイスラン」と温かい声援が。
そんなこんなで何とか山頂に到着。
色々考えた結果。。。
ここでリタイアする事をスタッフに伝える。
終わってしまった笑
その時の自分は全く走る事が出来ず、これ以上悪化するのを回避するための苦渋の選択。
残念、、、
朝熊山山頂からの景色。英虞湾がリタイアした僕を慰めるように暖かく包み込んでくれる。
レースを振り返りながら黄昏る笑 それにしても情けない。。。
レース終了後、おかげ横丁で食す。「足は動かずとも口は動く」笑。
これまた情けない。。。
美味かったな〜。完走して食べたらもっと美味かっただろうな〜笑
そんなこんなで大波乱のデビュー戦を終える。
今回は苦いデビュー戦となってしまった。何度も言いますが「情けない」の一言。
しかし、失敗したからこそ学ぶ事は多かった。これは今後の人生において大きな糧になる。
今回のレースで感じた事、学んだ事、トレランの魅力をまとめてみた。
・己を知る事が全て
故障しやすい部位、どこまでの負荷に耐えれるか、自分の体力的な限界はどこか、自分に適しているレースの距離等
・マイペースを大切に
周りのペースに飲まれないよう常に自分と向き合いペース配分を考える
・レースはスピード、順位だけを競うものではない。様々な楽しみ方がある
山・景色を楽しむ、完走すること、仲間と時間を共有すること
・山によって地形や条件が違う
斜面の角度、トレイルの質(土、岩、木の葉)、道幅、高低差等。様々な山を経験する事でレースにも対応する事が出来る。
・レースは独りだけのものではない
家族、サポーター、ボランティア、ランナー、ハイカー、地域の方々がいて成立する。皆で応援しあい、支え合い、楽しむ心を忘れずに。
・40・50代の方が多い
参加者のほとんどが中年以降の方。エネルギッシュでバイタリティに溢れている。僕もそんな男になりたい。
・レースを制す者は登りが速い
上位の選手たちはロードももちろんだが、圧倒的に登るスピードがケタ違い。今後のトレーニングは登りをいかに効率的に速く登るかを考えていきたい。
トレランを始めて約2ヶ月。
まだまだ知らない登山、トレランの世界。
今回の大会でもっと知りたい、やってみたいと思った。
来年はさらなる目標を掲げ成長していきたい。
来年の伊勢の森トレイルランニングレースはリベンジですね。
最後にレースの主催者、スタッフ、ボランティア、ランナー、ローカルの方々、そしてサポートしてくれた友人には心から感謝したい。
最後まで趣味投稿にお付合い頂きありがとうございました。
では、また!!
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