リハビリ職のこれから②

まずはじめに、、、



平成27年3月時点での「年齢区分別の理学療法士の人数」を見てみると、



20代だけで「48.8%」



これは驚きました。全国の理学療法士の半分が20代なんです。リハビリ職の人も職場内の若手の多さを実感じている人も多いのでは?



この現状からみると、20代でも管理業務をこなしたり、リーダーシップを図ったり、マネージメントをする事が当たり前の時代になってきたのです。



今回は、このような若い世代で溢れたリハビリ業界に必要とされる「リーダーシップ」「マネジメント」をまとめてみました。



では、始めます。



1.リーダーシップって何?

これは多くの定義がありますが、セミナーでは。。。



「リーダーが、フォロワーに対し働きかけているプロセス」と話がありました。



ここで重要なのは、働きかけにたいしてフォロワーが影響を受け行動に移せているかが大切なんです。



2.リーダーシップの第1歩


①目的を明確にする

(制約がないなら)どんな職場にしたいですか?

②現状把握

何が足りてて、何が足りていないですか?

③資源の把握

何があればそれができるようになりますか?

④可能性を開く

他にどのような方法がありますか?

⑤達成後のイメージ

それが達成されたらどのような場所になっていますか?



ここで大切にしたいのが①、実は制約というのは自分でつくってしまっている事もあるということ。「うちの職場じゃこれ出来ないなー」「過去に前例がないから難しいよー」「世間の目もあるしー」とか。



まずは制約がないならどうしたいかを自分に問うことが重要です。



3.マネジメントとは


マネジメント(管理)=効率的に組織を運営するために必要な行動すべて



例えば、、、



人・物・金・資源で10あるとします。マネジメントは10を11以上することです。



このようにマネジメントとは効率良く、かつ有効的に取り組むことで組織にとってプラスを生み出すことなんです。



ここでのポイントは、人・物・金・資源がなくてもプラスを生み出すことができる人が良いマネージャーであることです。



病院でよくある問題として人員不足があります。私が働く病院でも「人が足りないから補充をしてほしい」という事がよく聞かれますが、果たして本当に人員不足が問題かという事です。まずは、業務内容、システムに無駄や問題がないかを知る必要がありますよね。これらを管理し人員不足で起きる問題を解決する行為がマネジメントになります。



◯まとめ

・全理学療法士の半数は20代

・20代でもリーダシップ、マネジメントが求められる時代になっている

・リーダーシップは、フォロワーに働きかける→フォロワーが影響されている

・マネジメントは、人・物・金・資源がなくてもプラスを生み出せる事が大切



今回は、リーダーシップとマネジメントについて簡単にまとめてみました。



僕も職場内でリーダーシップを図ったり、マネジメントに関わる機会があります。これらを理解した上で日々の業務に向き合いたいと思います。



では、また!!





理学療法士である私が伝えたい事

自分の体・心のことを知っていますか? 医療の事をことをどれだけ知っていますか? 医療現場での経験を元に、皆さんが知るようで知らない医療・リハビリ・健康に関する情報を シンプルにわかりやすくお伝えします。

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