日本の人口減少 将来どうなる??
最近、ニュースや書籍等で「人口減少社会」「少子高齢化社会」というキーワードを目にすることが多くなってきました。
今後の日本はどうなってしまうのだろう?
そんな疑問から、今回は「日本の人口減少」について考えてみようと思います。
では、はじめましょう!
⒈今後人口減少はどのように進行するの?
・2018年の日本の人口 1億2,645万人
このまま人口減少が進むと...
50年後で現在の3分の2 (約8000万人)
100年後には半分(約5000万人)
(これは、現状が続くと将来この程度減少するという予想ですね。)
とある本によれば西暦3000年には人口2000人といっている著者もいます。これは驚き!!
では、何故人口減少が起きるかです。
主に出生数の減少、死亡者数の増加が原因と言われています。
では、実際に人口減少により起き得る問題を見ていきましょう。
・.大学の倒産が始まる
子供が少なくなれば教育機関は消える。
・半分の女性が50歳以上に
極端ですが、若い女性の母数が少なくなれば当然子供の数も減るのです。
・介護難民の出現
介護難民とは介護を受けたいのに受けられない人のことです。
介護施設の建設が間に合わなかったり、そもそも介護業界は慢性的な人材不足ですよね。
・家族消滅
人口減少時期に突入したが「世帯数は増えている」ということがあります。これは1人暮らしが増えているからです。面白いデータがあって、ひとり暮らしの男性は25〜29歳が多いのですが、女性はというと80〜84歳が最多です。 理由としては、寿命が長い女性は夫に先にたたれて未亡人になるケースが多いんですね。
・騎馬戦型社会から肩車型社会へ
1人の高齢者を騎馬戦のように複数人で支えていたのが昔。
これからは1人の高齢者を若者1人で支えなければならない。
・働き手の高齢化が進む
後継者不足、イノベーション不足、経済鈍化などなど
職人や農業・林業をしているの患者様とお話をしていると、「後継者がいないんだよねー」と耳にすることが多くあります。
・介護する側も要介護認定(老老介護)
現在でも、高齢者の夫婦が互いに支えあることが当たり前となっています。さすがに高齢な方が介護するのは大変ですよね。
・空き家問題
現段階で全国の空き家は820万戸。 2033年には2167万戸ほどになると言われています。総住宅数に対する空き家率は30.4%。地元を見てみると空き家よりも住宅地が増えていることの方が気になりますねー。
・多死社会となり霊園不足
児童においては、「待機児童問題」が注目を浴びていますが、今後は「待機死者問題」みたいなものも増えののでは?
・高齢者だらけの日本
2017年現在の65 歳以上人口は、総人口 に占める割合(高齢化率)も 約27.7%
2025年東京オリンピックの時には、30%まで上昇
2040年にピークを迎え、人口の3人に1人が65歳以上になると言われています。
・空き家問題
2033年頃には空き家数2,150万戸、なんと全住宅の3戸に1戸が空き家になってしまうという民間予測となっています。
・人手不足
少子高齢化により、従業員の高齢化、引退が進むなか正社員の採用は少ない。さらに貴重な戦力である現在の従業員も、共働き時代の育児はもちろん、親の介護という問題を抱えている。
以上を見ていくと沢山の問題が起きているのですね。他にも様々なことが言われています。しかも、今後数十年の間に急速に進むのです。
この事実を知っておくことはとても大切だと思います。ただ、正直この社会の流れを個人の力で変えるのは難しいです。
では個人としてどのように生きていかなきゃいけないのか?
ざっくりですが...
僕は「どこにいてもどんな時も生きてける力を身につける」ことが大切だと思います。
そのために、今生きてる時間を大切にすること。問題にたいしての解決策になっていませんが、このような気持ちが大切だと思います。はい。
今回は、人口減少の実情と問題について長々とお書きしました。
次回は、理学療法士の僕がどのような力を身につけていくことが大切か、以前参加した「リーダーシップマネジメントセミナー」を参考に考えてみたいと思います。
今回も長々とお付合い頂きありがとうございました。
では、また!!
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